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今回は、拾い食いの話です。
拾い食いをしてしまいます。どうしたらいいでしょうか?と、結構お問い合わせがあるのですが、
お散歩中や、お家の中で、匂いを嗅いでいたらパクっと何か食べて、アッと思った経験はありますよね。
鼻を使った行動は、落ち着きが生まれるので、満たしてあげたいのですが、
例えば、食べ物、たばこの吸い殻、木から落ちてくる葉っぱや、他の犬のウンチ、石、ガラスなど
外には、たくさん食べてはいけないものが落ちでいます。
何故拾い食いをしてしまうのか?
人も、犬も食べることは、命を守る最低限の欲求です。
野犬から保護された犬などは、下に落ちているものを食べて生き延びていたと思われます。
下に落ちているものは、食べてはダメだ!とは、思っていないのです。
また他の犬は、栄養が取れていないことで、それを満たすために拾い食いをするときもあります、
あとは、落ちているものに反応して、食べてしまう子もいます。
たとえば、狩猟本能をくすぐられて、反応してしまう。
毎日の日課になってしまっていて、当たり前に食べてしまう子もいます。
石を食べるなんて💧と思われがちですが、当たり前の行動なのです。
人と暮らすにはそれはダメ!!
当たり前の行動とはいえ、毒が入っていた食べ物を食べて亡くなってしまった事件がありました。
病気を持った他犬のウンチを食べてしまった場合、感染したり、下痢や嘔吐の原因にもなります。
ガラスや石も、愛犬の体を傷つけてしまいます。
これらの物は、食べてはいけないと、人側が教えてあげる必要があります。
拾い食いを直すには、まずは、基本のトレーニングから
まずは、おうちの中からです。
食べると危険なものは、片づけておくようにします。
もし食べてしまったら、片づけていなかった、自分を怒りましょう!
また、別の項で詳しく説明しますが、台所の中にも、食べたらダメなものはいっぱいありますので、
我が家では、フェンスをつけています。勝手にはいけません
拾い食いを直したいのですがと聞かれたときに、まず私がいうのは、
アイコンタクトは取れていますか? お座りや、待て、ついて、おいではできますかということです。
全然関係なさそうですが、すごく大事です。
目を見ることができなければ、飼い主様が言った言葉は、全然届いていないからです。
散歩中は飼い主さまと一緒に楽しく歩く!!
拾い食いはしているところを止めなくてはいけないので、止めやすいのは、横を歩いている時です。
飼い主様が目を見てほしいというと、愛犬がそちらを見たときに、褒めてあげることで、また褒められるかもと、
上を見るようになります。時々名前を呼んでみます。褒めます。目線を下の方から上にもっていきます。
そして飼い主様が思うところを歩いている時は、リードは必ず緩めます。
リードのきつさがいやで、拾い食いしている子も見かけます。
とにもかくにも、拾い食いは、防止するのが一番です。
落ちているものに行きそうになった時は、待てやダメなどのコマンドで止めるようにしておきます。
食事の時や、おやつを上げるときなど、いきなり食べるのではなく、一旦待って食べてもいいかな?と聞いてもらえるようになれば、防止することができます。
散歩のコースは、拾い食いしようとしているものに、行ってからでは大変なので、飼い主様ができるだけ何も落ちてなさそうなところに誘導して歩いてください。
そっちに構わないでというコマンドもあります。
落ちているものより、飼い主様の方を向いた方がいいね!と思えるようにしたいです。
それでも食べてしまったときのために・・
無理やり口の中に入れて取ろうとすると、執着心が生まれて、必ずまた拾い食いをします。
無理やり取ることで、飼い主様が呼んでも近寄らなくなったり、取ろうとする手を噛むということになりかねません。
必要なのは、代替の物(おもちゃなど)を見せて離す方法や、チョウダイや離してなどの言葉を覚えさせるトレーニング!
噛まないようにするためには、普段から歯磨きをしたり、お薬を飲ましたりすることもあるので、口の中に手を入れることを普通の事にしておくのも方法です。
最後に
拾い食いをする犬はたくさんいます。その時の飼い主様の対応を楽しんでいる子もいれば、その物にすごく執着してしまい、離すものか!!になっている子もいます。
普段のコミュニケーションによって、態度は変わってきます。
根気はいりますが、関係をやり直していきます。
一度、愛犬との接し方を見直してみませんか?