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私が思う幼稚園の役割❗は、
他犬とのかかわりを通してこちらで出来ていることを、
飼い主様のお宅でも同じように出来るようになるよう手助けをするところです。
パピー犬は、やはり他犬との関わりを通してどう振る舞えば良いかを学んだり、ポジティブにトレーニングを受け入れてくれる、貴重なこの時期に、どんどん社会化トレーニングを積んでいく場所だと思っています。
対する成犬は、パピー犬への寛大な対処も学びます。
昨日の幼稚園風景です。
来てからすぐは、まあよく遊びました。
落ち着いたところで、個別トレーニング。
Mちゃんは、その日初めて会った人へのトレーニング!
Mちゃんは、その日初めて会った人に、吠える傾向があったりします。一度吠えると、初めのうちに吠えやませることができれば2回目はほぼ吠えません。
人の話はちゃんと聞いていて、その時の人の表情もよく見て、エネルギーも感じています。(穏やかだとか、興奮気味だなみたいな。)一旦、連続で吠えてしまうとなかなか大変なのですが、普段は他犬に対しても柔軟に対応できる、マイペースなお利口さんです。
吠えができるだけ少なくなるように、おうちでも出来るような対策をいろんな場面をセッティングしてトレーニングを行っています。
パピー犬のⅮちゃん、お久しぶりの幼稚園です。
最初は、ハーネス装着も、服を着たりするのも、出来なかったりしたのですが、
今では、すんなりつけられるようになりました。
他犬との関わりは、まだ少し課題があります。
ワーッと後ろから接触したがるので、幼稚園の子たちは、
上手くあしらってくれたりしますが、お外で例えばドッグランなどで大きな犬などにワッといってしまえば、
思わぬ大けがになったりしますということは、飼い主様にもお伝えしました。
ここで飼い主様としっかりコミュニケーションが取れるように想定して、私達もトレーニングを頑張っています。
左のHちゃん、来た当初は、トイレは失敗が多め、お座りがなかなか入らず、飼い主様への甘噛みもありましたが、今はトイレはほぼ失敗なし。基本トレーニングもできています。
課題は、インターホンが鳴ってからの興奮吠えです。Mちゃんとは少しタイプが違う吠えになります。
話は少し反れますが、幼稚園では、クレートトレーニングも行っています。
まず、第一に車の移動が安全にできる。
くうは、若かったころ、車の揺れが得意ではなかったのです。吐いたことが1度あります。
でもクレートを使用すると別犬に! 休憩タイムを必ず取りながら、長距離の旅も可能です。
それと同じころになりますが、こちらの地域に台風が直撃、早めに実家に避難することになりました。
実家で私たちの横にマットを引いて寝かせていたのですが、夜に父母がトイレに行くための歩く音などが聞こえると、不審者だと思い、吠えが出て近隣の方にご迷惑をかけてしまうという事になってしまいました。
その日は台風の不安もあり一睡もできませんでした。その後、クレートを使うことで安心でき、お出かけ先でも、くうは安心して眠るようになりました。
犬にとってクレートが安心できる空間であることがほんとに大事です。楽しくトレーニングを重ねました。
今は、早目の避難が必須です。避難先で私達も犬たちも穏やかに安心に過ごすことができるようにしたいという思いでトレーニングしています。
話は元に戻りますが、Hちゃん、クレートは大好きです。
これも最初こちらに来るときは、クレートの上の蓋からしか入れることしかできなかったのですが、
今では、すんなり正面のドアから入ってくれるようになりました。
このハウストレーニングも併用しながら、インターホン吠えを防止するトレーニングをしています。
ここでトレーニングしたことを飼い主様のおうちでもスムーズにできるようになるまで、レベルを上げていっています。
1頭1頭の個性を見極めたうえで、それぞれの課題を解決するので、たくさんの犬を幼稚園でお預かりすることはできませんが、おうちで犬も飼い主様もストレスにならない生活の工夫を、愛犬に応じたやりかたで、アドバイスしております。
昨日の幼稚園は、これからの私の進む道を、こうして!!と、
犬たちが教えてくれたように思いました。
頑張ります!!!