いつもブログをご覧いただきありがとうございます🍀
Tちゃんは、お散歩中に警戒吠えが出てしまいます。
警戒吠えとは?
犬が、身の危険を感じて、吠えた対象の人や物、音などに対して吠えるのが、警戒吠えです。
Tちゃんの場合、吠えやすい人、物、音、逆に吠えない人もいます。
レッスン時に行ったミニお散歩で、何人かすれ違ったり、作業をしている方にもあったのですが、吠えはありませんでした。
作業をしている人は、制服をきていたりしています。警戒吠えをする犬は、制服姿の人に吠えかかることがよくあります。ちょっと怖そう!みたいな感じでしょうか?
警戒吠えからの興奮がきっかけで無駄吠え(私は興奮吠えと呼んでいます)が始まり、止めるのが大変になります。
警戒吠えはなぜ起きるのか?
これは散歩の時だけじゃなくて、実は他のところで吠えていたりもしている場合が多いです。
おうちでも同じ感じで吠えている場面をよく見かけます。
例えば、吠えのお悩みでよくお聞きするのは、外から聞こえる犬の声、人の声、車の音、
Tちゃんは、テレビの犬の声にも反応することもあるそうです。
Tちゃんはありませんが、ちょっと大変なのは、早朝に通りすぎるバイクや車の音に反応すると、
飼い主様は、寝ているところを起こされたりするので、
これが毎日となるとストレスになっていくというわけです。
犬も人もストレスになるので、厄介な案件になってしまいます。
人の声、犬の声やバイクの音など、直接聞こえた音に警戒して吠えていることもあったり、
インターホンで吠えるのは、その後に知らない人が入ってくるのが嫌なので吠えるか、
また、知り合いが来たときは、興奮が止まらずに吠えてしまうなど、インターホンとその後の事が結びついて、
インターホンが鳴っただけで、吠えてしまい、興奮が止まらなくなり、吠え続けてしまうのです。
ここのポイントとして
・何がきっかけで吠えは起きているのかな?
・音が鳴った時、鳴き声が聞こえた時、お客さまや来られた時に愛犬はどんな感じかな?
・飼い主様の動きはどうなっているかな?
これを一つ一つ見ていきます。
吠え始めたところで、吠えを止めるようにしたい。
最初の吠え始めのところで止めることができれば、興奮状態もそれほど高くないので、止めやすくなります。
おいでで、呼び戻します。
散歩時などは、吠えない距離のところを歩いて吠えない経験を積んでいく。
おうちの中では、対象物から距離を取るように人が間に入って促したり、またおやつを使いながら、対象物をいい印象の物にかえてしまうという方法もあります。
見えなければ、聞こえなければ吠えないということもあるので、普段のハウスの位置の変更も検討してあげてください。
吠えた状態をそのままにしていると、例えば、インターホンにさらに早く反応して吠えるようになったり、激しく吠えるようになります。興奮吠えに発展するのも早くなるようです。
宅急便の人、新聞配達の人などは、いつまでもその場にいることはないので、自分が吠え続けたことで、いなくなったと思い込み、その経験を積むことで、吠えがひどくなるというわけです。
先に言いました、
どんな場面で吠えるかを見ていってあげて、吠えを最小限で抑えることが重要です。
普段の飼い主様とのコミュニケーション方法やトレーニングは必須なので、わからない時は、トレーナーにご相談ください。